一期一会

食べて、お昼寝して、遊んでまた食べる・・・そんな猫たちみたいに、好きなことだけしよう

Out Aza Blue

昨夜は、友達夫婦から「美味しい」と勧められたレストランへ行ってきました

お店の名前は、Out Aza Blue

家から車で西へ30分

レストランのある場所は、Middle of Nowhere・・・

つまり、周りになんにもないんです

近くの林の中にちらほら民家の灯りが見える程度で、行きがけに見かけたのはガソリンスタンド一軒ともう一軒レストランらしき建物だけ

 

レストランの目の前がパーキングで、中に入ってみると

私たちの隣のテーブル

メインのダイニングエリア 渓流沿いで昼間は景色よさそう

この日のディナーは6時から8時まで、ひと晩一回転だけのシステムで、予約したお客は全員6時までにお店に集まります

お店に着いた順に、自分の好きな席を選ぶシステムらしく、それを知らずに、わりとぎりぎりについた私たちは、メインダイニングエリアには入れず、レジ横の末席(?)となりました 生演奏してる人たちが見えなかったけど、聞こえたから、ま、おけ

お客さんは、普段着の人もかなりいて、このエリアに住む常連さんが多い感じ

 

この日は、プライムリブ・ディナーで、ひと月早い、私の誕生日ディナーです

私は、それぞれのお料理に合うグラスワインのセットも注文

運転手のオットは、グラスワインのピノノワール(赤)を一杯だけ

メニュー 記念にもらって帰りました

ロマンチックです

最初は、ロブスターと野菜のポタージュ

学校給食みたいな器*ですが(苦笑)、とっても美味しかったです

*プラスチックじゃなく、ちゃんと陶器です

 

次は、シーザーサラダ

野菜が新鮮でぱりぱりで、ベーコンはカリカリで、ドレッシングも美味しくて

ちょっとびっくりするくらい美味しかったです(アメリカですから)

お魚料理は、サーモン

グリルしたサーモンの下には、ホウレンソウのクリーム煮

自分じゃ、絶対作らない組み合わせです

サーモンの焼き具合も完璧で、ホウレンソウも煮過ぎてなくて、オットも私も絶賛

メインのプライムリブ

もちろんおいしゅうございました

小さな器に入ってるのは、ホースラディッシュで、これがまー辛いのなんの!

わさびの比ではなく、最初たっぷり付けたら、涙目になり、その後は、フォークの先でチョンチョンとのせる程度に・・・

さやいんげんもマッシュポテトも美味しかったんですが、もうかなりお腹いっぱいで、食べきれず

マッシュポテト好きのオットに、半分以上あげて

さやいんげんは、ちょっと残しました

だって、まだデザートあるし

デザートワインとクリームブリュレ

いや、このクリームブリュレの美味しかったこと!!

表面が、よくあるカチカチでスプーンで割らなきゃいけないんじゃなく

なんといいますか、絶妙に固まってるけど、柔らかいんです

「こんなクリームブリュレは、今までなかったよね!」とオットとふたりまたまた絶賛

クリームも美味しくて(その下のカラメルソースは私にはちょっと甘かったけど)

もうふたりとも大満足、ニコニコ顔で、食事を終えました

 

ちなみにお値段は、ひとり65ドル

ワインのセットは25ドル

オットのグラスワインは、17ドル

 

ポートランドのダウンタウンで、これと同じくらい美味しいディナー食べたら

たぶんお値段は倍・・・

 

サーブしてくれたふたりの女性は、素人にちょっと毛が生えた程度の近所のおばさんたちだし(家族でしょうね、きっと)

食器にあまりお金をかけず、使うワイングラスはひとつで、そこに次々と別のワインが注がれていくのは、おー、と思いましたが

それで美味しいお料理がリーズナブルな値段で楽しめるなら、ぜんぜんオッケーです

 

20年以上住んで、やっと「また行きたいね」と言えるお店に出会いました💕

 

レストランのオーナーシェフは、イタリアはシシリー島生まれ

子どもの時に家族でニューヨークに移住して

そこでシェフとして働いて

2008年にオレゴンの森の中に引っ越して、このお店を始めたそうです

とっても気さくな方でした

もっと早くに知りたかったけど、今知ったから、よし!

 

次は、友達夫婦と4人で行くのも楽しそう

Yay!