一期一会

食べて、お昼寝して、遊んでまた食べる・・・そんな猫たちみたいに、好きなことだけしよう

Walk for Peace

今、アメリカ南部のいわゆる「バイブル・ベルト」と呼ばれる地域を

仏教徒のお坊さんの一行が、ひとびとの間に平和をひろげることを目指して、徒歩で行脚をしています

 

去年の10月26日にダラス州フォート・ワースを出発し

2月10日前後に、最終目的地のワシントンD.C.に着く予定です

昨日、ノースカロライナ州のシャーロットに入ったところ

全行程図

 

ノースカロライナ州では、この時だけ特別に
州庁舎までの短い距離を市民も一緒に行進しました

わたしがこの行進のことを知ったのは、去年の暮近く

ジョージア州を歩いていた頃でした

SNSを通して知る人が増え、地元のニュースで取り上げられ

昨日は、CNNでも紹介されて、興味を持つひとたちがどんどん増えています

 

ネットでもテレビでも、暗澹たる気持ちになるニュースばかりが飛び込んでくる今

心の平和をひろげようと黙々と歩き続ける僧侶たちに、ひとびとは救いや希望を見ているのだと感じます

わたしも同じ・・・

 

少し意外だったのは、キリスト教の信仰が深いバイブル・ベルトに住む人たちの多くが

これほど温かく仏教徒の僧侶を迎えたことです(注:抗議や邪魔をする人たちもいました)

 

 

 

 

僧侶の行進をひとめみようと集まった人たちのうれしそうな笑顔

感激して涙するひとたち

僧侶たちに手渡される花、僧侶から手渡される花

その様子をネットで見ているわたしの心まで、じーんとしてきます

 

世の中、まだ捨てたもんじゃない・・・

 

追記

このお坊さんたちは、同じメンバーで2022年にインドで同様の行脚をしたそうで

その時に、一行についてきた野良犬だったのが、今もメンバーの一員として一緒に歩いている、アロカ(Aloka)

サンスクリット語で「光」「輝き」という意味だそうです

平和犬、アロカ(Aloka the Peace Dog)は、今ではお坊さんたちをしのぐ人気者です

 

 

 

A Happy New Year

1月も半ばになってからですが

あけましておめでとうございます

 

今年も書ける時にボツボツ書こうと思っています

どうぞよろしくお願いします

 

雨や曇りの日が多くなって、暗くなる冬は、どうしても気分が低調になりがち

寒いのは大丈夫なんですが、暗いのが苦手

熊みたいに、春まで冬眠したいです

 

そこへ来て、今の社会情勢ですから

さらに気持ちが落ちます

 

メンタルが比較的健全なひとでも、思うことはいろいろあるだろう今

メンタルが弱いわたしには、さらに堪えます

 

年明け早々のベネズエラへの攻撃

移民税関捜査局員による、アメリカ市民の射殺

翌日には、ポートランドでもベネズエラ人夫婦が移民税関捜査局員に撃たれて、負傷しました

 

年明けには、女性歴史家ヘザーがついに「アメリカはファシズム政権下にある」と言い

現政権がやることは、法律がないがごとく

従わない人物や組織には、理不尽な弾圧がなされる現状

 

毎日なにかしら嫌な報道があり

最近は、ネットのニュースもヘッドラインを見るだけで、中身は読めなくなって

ずっとフォローしている女性歴史家ヘザーのニュースレターやライブ動画も

読んだり見たりが、だんだん辛くなってきました

 

嫌なニュースに触れることで、自分のメンタルが崩壊しては元も子もない

「自分の心の平和を保つことが第一」

週一で話している日本在住のカウンセラーさんからも、ずっと前から

何度も言われていることです

 

気持ちが暗くなるニュースから距離を置くことが大事なのは、わかっているつもりですが

わたしの心を暗くする事態は、遠い異国ではなく、わたしが今住んでいる国で起こっていることだけに

それを見ないふりをすることに、葛藤を感じます

 

でも、最低限何が起こっているのかを知ると

それを知ったうえで、そのうえで、自分の心の平和を保つ

・・・というのが、なかなかうまくできません

 

結果、どうしても気持ちが落ちてしまいます

 

昨日、たまたま見つけた、作家 小山田浩子さんの朝日新聞への寄稿(2026年1月7日)

「愛おしい日常 抜け出せぬ私たちが締め出すもの」を読んで

まるでアメリカの今の状況を言い当てられているようで、グサッときた箇所がいくつもありました

 

「つまり宇宙人や怪人の侵略(ここは「今アメリカで起こっている状況」に書き換えます)は異常事態だが、それもまた日常になっていけば、私たちがとれる態度はただひとつ、これはこれで日常なのだと日常を維持し続け、運が悪かったらアレだけどまあ多分うちらは大丈夫。その外にある抜本的な解決策、長期的にどうすれば少しはマシになるのか、みたいなことは自分たちの日常の外に置いておく。誰かが(ヒーローが)やってくれる。」

 

「現実にヒーローはいない。私たちの日常に入りこんだ異常事態はしれっと馴染(なじ)んで見えなくなって、私たちはそれをどうにかしようとも思わない。遠い国の問題も、環境破壊も少子化も政治のことも日常から締め出してしまう。本当はそういう問題こそ、ヒーローの能力でなんかどうにもできない、ひとりひとり全員が考えて判断し行動しないと解決しないことのはずなのに、状況がよくなるきっかけすら手にできないのに、誰もが日常にかまけていてそういう問題を無視する、無視したい、だってみんなそうだし、自分だけ損するのは困るし、それにそう、日常を維持するだけで本当にいまいっぱいいっぱいなのだ。物価は高いインフラの老朽化も災害も怖い年金は足りない子育て世代も苦しい……」

 

「夜は明ける、どんなに暗くても必ず数時間後には朝が来る、朝は明るいものだと私たちは思っているが、いつか朝になっても明るくならない日が来るかもしれない。そもそも朝は来ないのかも、でも、それもまた日常になってしまえば、大丈夫、私たちはそれをどうにかしようなどと躍起にはならない。日常はいつでもとても強い。私たちはそれから抜け出せない。その日常の日々が歴史となってから後世の人(いればだが)に、どうしてこの時代の人々はこんなに愚かな選択をしたのかあるいはなにも事態を変えようとしていなかったのか声を上げなかったのかと首を捻(ひね)られるだけだ、私たちがいままで起こった戦争や絶滅や虐殺について学んだとき思うのと同じように。」           ー 小山田浩子氏による朝日新聞への寄稿から抜粋

 

ここに書かれているとおりの日常が、ナチス政権下のドイツであり

今のロシアであり、現在、独裁政権下にあるその他の国の毎日であり

アメリカもそうなるんだろうか

 

・・・というか、遅かれ早かれ、わたしもこう考えて、同じように行動するようになる気がしています

 

それとも・・・アメリカには、他の国とは違うなにかがあるんだろうか

 

 

PS

この記事は、しばらくしたら部分的に、またはすべて削除します

コメントもいずれは削除になりますが、よければどうぞお待ちしています

こういう話をほとんど誰ともしていないので、会話に飢えています

 

 

Oh Noooo...

12月の初め、突然ヤフージャパンにログインできなくなりました

 

これまでも旅先からメールを開けようとするとログインできないことが何度かありましたが、自宅に戻ればいつも通りにログインできました

 

どうやら今年の8月初めに、セキュリティ強化のお知らせメールが来ていたようです

そのお知らせを見たけど無視したのか、どうすればいいかわからないまま放置したのか

・・・記憶がありません

 

海外からの迷惑メールをブロックする、のが目的なようです

 

バックアップ用のメールアドレスに、ヤフーの英語版を入れるとエラーになって

受け付けられず、ふーむ・・・と思っていた矢先でした

 

ヤフージャパンのメールを使い始めたのは、2001年

当時は、住所や電話番号なんて聞かれませんから

その情報を入れた記憶はなく

 

ダメもとで入れてみた実家や、亡くなる前の父の引っ越した先、妹の家の住所は、ダメ

電話番号ももちろんX

 

つまりは、わたしを「本人」と確認できる情報は、なにひとつひもついておらず

・・・あきらめるしかない状況・・・

 

日本の家族や友人とのメールのやりとりに使っていたヤフージャパンにログインできなくなって、最悪、電話するか手紙を書くかすればいいか

と思っていたんですが

考えてみると、メールばかりで、電話も手紙もほとんど書いておらず

家族や親戚はなんとかなりましたが、友人が・・・

 

数年前にマンションを買って引っ越したOL時代の同期に電話をかけてみるも

つながらず・・・

 

メールでほそぼそとつながっていた中学時代の同級生数名に至っては

手もとにある住所(5年前のもの)に今も住んでいるのか

電話番号、どっかにあったっけ・・・?

 

これから、手紙や電話で連絡を取ってみるしかなさそうです

 

メールをくれても、なしのつぶてだと

死んだかと思われても仕方ない状況・・・

 

まさに、わたしが死んだら、こうなるなぁ・・・と思っていた状況・・・です

 

2000年になるちょっと前にアメリカに住み始めて

インターネットやEメールのおかげでで、どんどん便利になり

超アナログ人間のわたしでも、テクノロジーの恩恵を享受してきましたが

ここ数年、状況が変わってきました

アナログ人間には、ついてゆけない・・・

なにも考えずに使えた便利な時代は終わり、制約が増え、超アナログ人間のわたしにはわからないことだらけ・・・

あっちもこっちも、窮屈で使いにくくなってきました

 

このテクノロジー全盛の時代、流れについていく能力も気力もないわたしは

太古の恐竜のように、自然淘汰され、まっさきに滅びてしまう種なんだろうなぁ・・・

と覚悟するしかないのかも・・・

 

はぁ・・・今更ながら、落ちこぼれ・・・

 

そうそう、わたしは未だにガラケー

スマホじゃないことが、ますます事態をむずかしくしている

・・・みたいです

 

・・・ため息・・・

 

 

 

 

Raising Prices

ご無沙汰しました

 

気がついたら、12月ももう半ば過ぎ

 

これからクリスマス、お正月がやってきますが

あらためて、ものの値上がりがすごいです・・・💧

 

うちに一番近い、有機スーパー

同じものでも、一般のスーパーよりおしなべて割高なので

ポンポンカートに放り込まないよう、気をつけていますが

 

いつも買うタマネギの値段が、前は1パウンド1.99ドルだったのに

今日値札を見たら2.49ドルになっていました

タマネギ2個買ったら、2.49ドル

日本円に換算したら387円・・・(する意味もないんですが)

 

うちでは、飲み水も持参したガロン容器にいれて買っているんですが

今日気づいたら、これも1ガロン50セントだったものが、60セントに・・・

これ、20%の値上げですよね?

 

ふだんはチョコレートをあまり食べないわたしが、ここ何年かクリスマスの時に買うのを楽しみにしていた、シアトル・チョコレートのホットバターラム・チョコレート

社名がMaeve Chocolateに変わっていて、値段も一枚7ドルに・・・

前は確か5ドルくらいだったはず・・・

 

もともと、大きさからいうと、5ドルでもちょっと高いので

気軽には買えなくて、「クリスマスだからちょっと奮発!」という特別なチョコだったけど

7ドルとなると・・・

今日はちょっと考えちゃって、買えませんでした・・・💧

 

以前は、ストレス解消になっていた普段の買い物が、ずいぶん前から逆にストレスになってきていましたが、ここへ来て、さらに悪化・・・

 

健康オタクのオットは、野菜もなんでもかんでも、オーガニックにこだわるんですが

いつまでそれができるのかなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

Deer and Bee's Bed

昼間明るい時間が短くなって、曇りや雨の日がふえるにつれて

わたしの動きもなんだか鈍い

 

裏庭も玄関先の小さな前庭も、植物の成長が止まって、葉っぱの色が変わったり、落葉したり・・・

夏場のぐんぐん伸びていく感じは、もうどこにもない

 

人間もそういう自然の一部なんだから、秋が深まって、動きがスローになって、静かになるのは、まぁ、ある意味「自然」なのかも・・・

なら、ま、いっか

 

今日の写真は、9月半ばに出掛けた温泉で撮りました

温泉にいる間に会いたいなぁと思っていた鹿

 

 

いつも、思いがけない時近くににいて、「おっ」と立ち止まって、息をひそめる

今回も会えてよかった

 

花もまだたくさん咲いていて

 

 

驚いたのは

この小さなひまわりみたいな花が、ミツバチの寝床だったこと

朝ごはんの前に、温泉につかろうと、早朝花壇のそばを歩きながら、ふと見たら

ひとつひとつの花にミツバチがとまっていて、みーんなじーっと動かない

「ん?これって・・・寝てる・・・?」

 

わたしにとっては、大きな発見でした

 

今は、この花壇もすっかり枯れているんだろうな

 

 

 

Little Humpback

As the sun set, the tribe gathered and offered a prayer for the little humpback who fought so hard to stay in a world we often take for granted.

「今日、陽が沈む前に、全力で生きようとしたまだ若いクジラのために、地元のネイティブアメリカンのひとたちが集まって祈りを捧げた」

 

In the surf, sea lions and other marine life lingered nearby—as if they, too, felt the loss and came to pay their respects.

「すぐそばの波間には、アザラシや海鳥が姿を見せ、まるでクジラが死んだことを悲しみ、お別れを言いに来たかのよう」

 

この投稿を読んで

座礁した土曜日の日暮れ前、波間で大きなヒレを持ち上げていた姿や

今朝、海岸で尾びれを打ちつけて、からだの向きを変えようとしていた様子を思い出して

急に悲しみがこみ上げてきて、トイレにはいって泣いて、涙が止まらなくなりました

あんなに海に戻ろうと、生きようと、がんばっていたのに・・・

 

 

 

For a moment, none of the usual divides mattered — not politics, not skin color, not where anyone worships.
People simply came together, side by side, on a small beach in San Marine to try to save one little whale.

政治、肌の色、信仰・・・そんなことは関係なく

小さな海岸に打ち上げられた、一頭のクジラをなんとかして助けようと、ただみんなが力を合わせた

 

 

この出来事をきっかけに、こんな悲しいことが、もう起こらないように

 

もしまたクジラが座礁したら、どうしたらもっと迅速に対応できるか

海に残されたカニ漁や釣りの道具をどうしたらいいのか

 

そんな会話が始まることを・・・

誰かがお花を手向けてくれました 
合掌



 

We've Failed You...

土曜日の夕方から45時間、オレゴンの海岸で座礁していたザトウクジラは、今日の午後3時、専門家の手で安楽死となりました

45時間の間に満潮が3回ありましたが、自力で海に戻ることができませんでした

 

 

ロープを引っ張るために集まったひとたち

写真のように、ロープで引っ張って、アタマが海に向くように動かそうとしたり

重機を持って来たりしたそうですが、どれもうまくいかなかったようです

口から見えるのがカニ漁のロープ

このあたりで盛んなカニ漁に使われて、シーズン後なんらかの理由で放置されたロープがクジラにからまって、座礁につながったといわれています

 

このクジラは、まだ母親からお乳をもらっていたか、または乳離れしたばかりの若いオスだそうです

 

今朝の満潮時にも、尾を動かして、身体の向きを変えようとしたり、潮吹きをしたり

がんばっていたのに・・・ほんとうに残念でなりません

 

 

 

フェィスブックでは、にわか海洋生物学者やクジラレスキュー専門家が大勢あらわれて

やれトレンチを掘れ、クレーンを持ってこい、大きなバルーンをつけて持ち上げろ

コメント欄はたいへんなことでした

みんななんとかして、この子を海に帰してあげたかったんだと思います

 

わたしも奇跡が起こって欲しかった・・・(涙)

 

投稿にあった言葉

"If love alone could have lifted this whale back into the sea, it would have."

愛、それさえあれば、このクジラを持ち上げて海に帰せるんだとしたら、この子は間違いなく海に帰っていたはず

 

この言葉の通り、地元オレゴンコーストのひとたちだけでなく、オレゴン、そしてはるか遠くの州からも、大勢のひとたちがこの子にエールを送り続けました

 

わたしたちが食べるために捕まえるカニ漁の仕掛けにからまったせいで、座礁したのに

助けてあげられなくて、ごめんなさい

 

この子に、そしてこの子のお母さんに、心から謝りたいです

 

なのに、このタイミングで

今日の晩ご飯は、オットの同僚たちが朝早くから海に出掛けて行って採ってきた

ダンジネスクラブ・・・の予定

 

うーん・・・これはかなり複雑な気分です・・・