一期一会

食べて、お昼寝して、遊んでまた食べる・・・そんな猫たちみたいに、好きなことだけしよう

Seed of Peace

僧侶たちの行進は、初めのうちは知る人も少なくて、公園や道路脇に座って休憩し、公園や墓地のそばにテントを張って泊ったようです

警官によるエスコートがいつから始まったのか、わかりませんが

たぶん、僧侶の列に車が突っ込む事故が起こって、僧侶がひざ下から足を切断する大怪我を負って、それがきっかけになったのでは、と思います

 

わたしがフォローし始めた頃には、もう各州の各郡を管轄する警察署がパトカーやバイクで、僧侶たちの行列をエスコートをしていました

行進を見ようと集まる人たちも、日に日に増えていました

 

最初は、特になんとも思っていませんでしたが

管轄の郡から郡へ、州から州へ、途切れることなく、バトンをつなぐように、引き継がれてゆくエスコート

そのたびにお坊さんが肩にかけた布(?)に、留められてゆくピンバッジ

 

僧侶たちと警察官たちのやりとりをみていると

仕事だからやっている・・・だけではないもの、僧侶たちに対する誠意のある敬意を、PCのスクリーン越しに感じることも増え、心がじーんとすることもたびたび

 

茶色いユニフォームの警察署から白いユニフォームの管轄に引き継ぎ

ピーストークに先立って、警察署長のスピーチ

警察官からピンバッジを受け取る僧侶

引き継ぎ時の記念撮影

ノースカロライナ州とバージニア州の州境

 

ノースカロライナ州議会議事堂で

ここからワシントンD.C.になるというチェーン・ブリッジ(Chain Bridge)では

メトロポリタン・ポリスの警察官が僧侶たちを出迎えました

 

僧侶たちをガードする自転車チーム

ワシントンDC
ブルーの制服は議事堂を管轄するキャピトール・ポリス

テキサスからワシントンD.C.まで9つの州で、合計の人数は見当もつかないけれど、かなりの数の警察官たちが、僧侶たちの行進をエスコートしたわけです

 

アメリカの警官、地域の住民に愛され、頼りにされている警察官もいるはずですが

疑わしいというだけで、銃を持たない市民に寄ってたかって発砲し、死なせてしまったことが過去に何度もありました

 

今回、僧侶たちの「平和の行進」をエスコートした警官たちは

お坊さんたちがもつ穏やかで温かく、かつ強靭なエネルギーを、程度の差はあれ、じかに経験したわけで

平和の種は、間違いなく警察官たちの心にも蒔かれたわけなので

 

次に何かあって、市民に銃を向けなければならない時に

お坊さんの温かい笑顔が、穏やかな言葉が、頭に思い浮かぶかもしれない

早まった行動を取るまえに、ひと呼吸おくかもしれない

とりかえしのつかない結果になることが、ひとつでも減るかもしれない

 

お坊さんたちが蒔いた種が、そんなかたちで芽を出してくれたら・・・

 

わたしは、そう願っています