一期一会

食べて、お昼寝して、遊んでまた食べる・・・そんな猫たちみたいに、好きなことだけしよう

Dragon Bravo Fire at Grand Canyon National Park

今年の独立記念日(7月4日)は、多くのひとたちにとって心の痛みと共に記憶される日になりそうです

 

7月4日、落雷が原因で、グランドキャニオン国立公園のノース・リム(北側*)近くで山火事が発生し、Dragon Bravo Fire (ドラゴン・ブラボー・ファイヤー)と名づけられました
*一般的に多くの観光客が訪れるのは、グランドキャニオン国立公園のサウス・リム(南側)です

 

国立公園の近辺など、人里離れた場所で自然に発生した山火事は、規模が拡大して地域の住民や家屋、建造物に被害が及ばないかぎり、火の広がり具合を監視しながら、なりゆきにまかせて燃えるままにすることがあります

落雷で発生した山火事で、長年蓄積された燃料(木々)が燃え、灰になることで、またあらたな樹木や植生が始まるのが、これまでずっと繰り返されてきた自然のサイクルだからです

加えて、特定の種類の松ぼっくりは、山火事の火で熱せられて初めて開き、種子をまき散らすんだそうです

まさに、自然の神秘

 

しかし、このドラゴン・ブラボー・ファイヤー、7月12日の夕方から、高温と強風のせいで、勢いを増して急速に燃え広がり、グランドキャニオン国立公園のノース・リムにある歴史的なロッジ、キャビン、ビジターセンター、ガソリンスタンド、処理施設など50以上もの建物が焼け落ちました

グランドキャニオン国立公園のFBページから転載

 

 

 

燃え落ちるグランドキャニオン・ロッジ

このロッジは、わたしがグランドティトンで働いたロッジと経営者が同じ(今は変わりましたが)だったため、わたしが一緒に働いた人の数人はこのグランドキャニオン・ロッジで働いたことがある人たちでした

半年働いた懐かしいロッジが焼け落ちたことが、かなりショックであることは、想像に難くありません

グランドキャニオンの深い渓谷にひろがる山火事の煙 (AP通信から転載)

同じく7月4日の未明に起こり、多くの犠牲者を出したテキサスの大規模な鉄砲水

警報の発令が遅れたのは、国立気象局と地元の役所の間の連絡役を務めていた人物が、政権の人員削減で早期退職を強いられ、その後、そのポジションが空いたままになっていたことが一因だそうです

 

今回のグランドキャニオン、ノースリムの突然の大きな被害も、強引な人員削減がなんらかの悪影響をもたらしたのではないか・・・とわたしは見ています

 

ノースリムに滞在していた観光客は、数日前にもうひとつの別の山火事が広がった時点で、避難指示が出て全員避難していたので、幸い観光客、スタッフともに人的被害はありませんでした

ノースリムは、今年はこのままクローズになるそうです